
写真のメモは、おじいちゃんとおばあちゃんが2人の孫へ想いを込めたメッセージ。
この言葉を鉄で表現という依頼です。できるだけミニマムということだけが条件でしたがミニマムにこだわると得意の斬鉄では無理と判断し、鉄板を彫ることにしました。
書体は直筆のものにはこだわらないとおしゃってたのですが、私がどうしてもこだわりたい、いやっ ここはそれにこだわらないといけないと思いました。
彫ってる最中ふと頭によぎったのがとてもローカルな話だが若い頃、京都は京極を歩けばよく見かけた風景を思い出した。それはヘビメタな兄ちゃんがアクセサリーを彫っていた風景だ。
京都といえば鴨川のカップルが有名だが、京極のヘビメタのアクセサリー彫りのほうも当時は5メートル感覚ほどで通りに10人から20人は並んでいたという記憶が・・・・・
鴨川のカップルより京極のヘビメタ兄ちゃんの方が強烈に印象に残ってる。
というか・・・そこがかぶったら・・・彫るのは誰でも出来るということがわかった。
そしてなにより長髪の男は苦手である!!
というわけで文字を彫り上げてからの形にこだわった。
完成品は後ほどお伝えしますがこんな風に斬鉄しようと思ってます。
ちなみにヘビメタが使うようなギターの形とはまったく関係ありません。
この形の意味は次回で・・・
